笑いでまちおこし!山口県防府市での取り組み
今回は、笑いでまちおこしをしている山口県防府市での取り組みを紹介します。
山口県防府市は、《笑い祭り》12月3日は山口県防府市「笑い講」に行こう
で紹介したように、約800年以上前から伝わる笑いの神事「笑い講」が行われる場所としても知られています。
笑い講は基本的に笑い講の講員しか参加できません。防府市では笑いの魅力を多くの人に広げるために、新たにさまざまなまちおこしの取り組みを開始しています。
その中から今回は防府市観光協会の「世界お笑い協会」による(1)お笑い体操(2)お笑い三笑(3)お笑い講世界選手権大会を紹介します。
(1)お笑い体操
笑いは健康に良い効果があることが知られています。笑いと体操を組み合わせることで通常の体操よりもさらに健康増進の効果があるのでは、と考案されたのが「お笑い体操」です。 普段あまり笑わない人でも、体操であれば笑う習慣が身に着きやすいのでしょう。また、みんなで笑うことでより笑いやすくなるという効果も期待できますね。 歌詞の「笑うから楽しくなる」「笑いで世界を平和に」はこの体操を象徴しています。
(2)お笑い三笑
防府市版の万歳三唱が「お笑い三笑」です。笑い講の笑いの所作と似て、両手を挙げて大きな声で3度笑うことが特徴です。 知らない人同士でも一緒に笑えば、距離感が縮まり、すぐに仲良くなれます。組織内での連携を高めるためのアイス・ブレイキングとして効果抜群の方法です。
(3)お笑い講世界選手権大会
「お笑い講世界選手権大会」はチームで勝ち負けを競う笑い講のようなものです。3人で1チームになって、笑いの迫力や品位を競います。毎年12月の第三土曜日に開催されていて、2017年で8回目の開催となります。
対戦は次のように行われます。2チームが向き合って座り、各チームが1人ずつペアで笑います。1人目は「感謝の笑い」、2人目は「祈りの笑い」、3人目は「再出発の笑い」を披露します。最後に、全員で笑います。審査員が、「品格のある笑い」「迫力のある笑い」「会場を幸せにする笑い」という基準で勝ち負けを決めます。なお、二人の笑いのタイミングが揃っていない場合や笑い声が小さい場合、ふざけている場合などは審査員にやり直しを命じられます。
勝ち負けを決めること以外は、おおよそ笑い講に準拠しています。たとえば、笑いの意味は「今年の五穀豊穣を感謝」「来年の豊作を祈願」「今年の苦労を忘れる」 ですし、ペアで笑うのも、やり直しを命じられるのも同様です。
2017年は、12月16日(土)に開催されますので、興味のある方は観戦してみてはいかがでしょうか(参加受付は終了しています)。
第8回お笑い講世界選手権大会
- 日時:平成29年12月16日(土)13:00~
- 場所:ルルサス防府 多目的ホール(防府市栄町1丁目5-1)
- 入場料:無料
- 問い合わせ:0835-25-2148(防府市観光協会)
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