WARAI+Recorder iOS版リリース!

ついにiPhone版リリース!

iPhoneユーザーのみなさま、お待たせいたしました。 これまで、WARAI+のアプリはAndroid版のみのリリースでしたが、6月21日、iOS版のWARAI+Recorderを公開いたしました。


Android版のアプリをそのままiOSに移植するのではなく、各種検証を重ね、バージョンアップしています。 今回はそのバージョンアップについてご紹介します。 なお、WARAI+Sensorも近日公開予定です。 リリースの際にはこのコラムでご紹介します。

iPhoneに最適化した人工知能

人工知能の学習を人間にたとえると、犬に一から何かを教えるようなものです。 たとえば犬に笑い声を聞いたときだけに「お手」をさせるといった訓練を考えてみましょう。 笑い声を聞いたときにお手ができたら褒め、それ以外の状況でお手をしたらしかるのです。 これだけですと、学習としてはやさしい部類です。難しいのは、他への適用可能性(汎化性能)を向上させることです。 あまり気持ちの良い表現ではありませんが、笑い声を覚えた犬の脳をほかの犬に移植したとき、脳を移植された犬はうまく笑い声に反応できるか?という観点です。 犬種別に身体的特徴が異なりますし、人間にも耳の良い人と耳の遠い人がいるように、個体の大きさや加齢によっても音の聞こえ方が異なるため、笑い声がうまく認識できないケースが想定できます。



人工知能の場合、端末の個体差は、生き物の場合よりもっと顕著かもしれません。 見た目は同じように見えるスマートフォンでも、実は中身の組み合わせは数万種もあり、計算性能をはじめとしてマイクの種類やチップの種類等様々なパーツが異なります。 これが汎化性能を高めるためにやっかいなのです。 笑い声を認識する人工知能は犬の例と同様、「笑いとはこんなもの」というデータを大量に与えて作ります。ところが、この無数の端末差のために中には認識を苦手とする端末も中には出てくるのです。 その点、iPhoneは端末の種類は限られるのでこうした問題は起きにくいです。特に今回はiPhone6s以降の端末に最適化しています。Android版よりグレードアップした使い心地をお試しいただければ幸いです。


左:NTTドコモから発表されたAndroid機種より引用 右:Apple社HPより引用

笑いのグラフの分解能が無段階に!

Android版のWARAI+Recorderでは、グラフに表示される笑い声の割合(単位:WARAI %)は20パーセント刻みに設定しました。 5段階評価であり、直感的に把握しやすいというメリットがあります。一方でグラフとしてはやや大雑把すぎるきらいもありました。 今回は、無段階で笑い声の割合を表示するようグラフの表示機能をアップグレードしました。 分解能が高いのでより細かく笑いの度合いを観察・記録することが可能です。 そしてその分精度も向上しております。皆さんもこの機会に笑い声を測って笑い習慣を始めてみませんか?。



上手な使い方

WARAI+Recorderは会話での使用を想定し、それに最適化しておりますが、今回からテレビなどでよく聞く「集団の笑い声」にも対応いたしました。 周囲に音が響かないなるべく周囲の雑音の少ないところでお使いいただければ実力を発揮しやすいかと思います。 たとえば、スピーカー等を通すと性能が低下する恐れがありますが、端末との距離等を調節していただければ測りやすくなります。 アップデートでより賢く、使いやすくしていく予定です。 皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。

追記:AINOWに取材を受けました!

人工知能専門の情報メディアAINOW(アイノウ)に取材を受け、記事が掲載されました。 私の笑い測定機とのかかわりについても載っています。初めての人にも読みやすく書いていただきました。ぜひご覧ください。
「昨日どれくらい笑いましたか?」 iOS版もリリース。AIで笑いを可視化するWARAI+を取材しました。


その他のコラム

コラムをもっと見る